文字による整理

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外在化させるツール

プール

僕が通っていた中学校では、十回プールで泳ぐことが夏休みの宿題の一つだった。カードが配られており、一回泳いだらそこにハンコを一つ押してもらう仕組みになっていた。 プールは中学校のほかに、公営のものでも可とされていた。僕はそっちの方が好きだった…

リーディングリストを作りました。Notion – The all-in-one workspace for your notes, tasks, wikis, and databases.

川﨑他『グローバル経済経済の歴史』

川﨑 信樹・村上 衛・山本 千映(2020).グローバル経済の歴史 有斐閣 教科書的な文体・構成で、簡潔だがやや理解が難しい。世界史の知識があると読みやすかったのかもしれない。

新しい経済学

経済学によると、市場価格は需要と供給によって決まっている。しかし本当は、各個人の「やりたい」という気持ちで決まっているのではないか。

花梨戦隊カリンジャー

文芸部でnCr題話(n個のお題から任意にr個のお題を取り出し、それを使って一時間半で一篇の小説を書き上げる)をして出来上がった小説です お題:紅、花梨、坂道 緩やかな坂道をゆっくり下っていく。辺りは一面の果樹園で、人のにおいというよりもむしろ、自…

北原糸子『日本震災史』

北原 糸子(2016).日本震災史――復旧から復興への歩み 筑摩書房 古代から現代までの震災における復興(旧)の様子を歴史学の観点からとらえている。時代によって政府の対応が異なることが分かる。

蓮實重彦『伯爵夫人』

蓮實 重彦(2016).伯爵夫人 新潮社 文芸部の先輩に勧められて読んだ本。時間がぐるぐると繰り返すような不思議なストーリーだった。シリアスとエロス。

痛みと悲しみ、報酬と罰

身体的な痛みによって悲しみを「学習」していくのではないだろうか? 報酬と罰?

幸田文『崩れ』

幸田 文(1994).崩れ 講談社 地学×文学。老いた幸田文が崩壊地・火山・河川に赴く話。人智を超えるスケールの事物をみずみずしい感性で描き出す名作。

火に関するイメージ

ぼくが火についてまず思い出すのは、小学生のときに火災現場に遭遇したことだ。当時ぼくは、スポーツ少年団で野球をしていた。練習は小学校のグラウンドで行われた。白く、滑りやすい、かたい土で、転ぶととても痛かったのを覚えている。小さなぼくにとって…

リモート授業・会議における外付けマイクの意義 - bluelines

中村隆文『世界がわかる比較思想史入門』

中村 隆文(2021).世界がわかる比較思想史入門 筑摩書房 基本がすっきりまとまっていてわかりやすかった。文章もかなり平易。終章と後書きはやや蛇足感。

競争戦略の数学的背景

差別化,集中などが有効なのは『経済学で出る数学』例題2.2(2)共通価格をつける(これが「コスト・リーダーシップ」の立場)と部分最適(それぞれの店の利潤を最大にする価格をつける)でなくなることで証明できそう

文化淘汰理論

文化と文化がどのように混ざり合い,淘汰されていくのかについての理論があると便利そう

サン=テグジュペリ『夜間飛行』

サン=テグジュペリ 二木麻里(訳)(2010).夜間飛行 光文社 詩的で静謐な文章表現と緻密で巧妙なストーリーが印象的だった。

川島真『中国のフロンティア』

川島 真(2017).中国のフロンティア――揺れ動く境界から考える 岩波書店 中国の内外のフロンティアについて,中立的な立場で観察した一冊。中国は決して官民一体ではなく,また時間軸に沿って方針が転換していることが分かる。

吉本ばなな『キッチン』

吉本 ばなな(2002).キッチン 新潮社 『キッチン』『満月――キッチン2』『ムーンライト・シャドウ』収録。どちらも,死と,それを乗り越えようとする人たちの話。語り口が独特で温かみがある。優しい気持ちになれたのでなかなかよかった。

吉永良正『「複雑系」とは何か』

吉永 良正(1996).「複雑系」とは何か 講談社 むっずい! 機械論的な保守科学(決定論的な古典力学と,確率論的な統計力学)と対をなすのが複雑系,複雑なものを複雑なままにとらえるのが複雑系,という説明がわかりやすいけど,それだけではないのがなん…

「きれいごと」の終焉

「きれいごと」が終わりつつあるのではないか。人間は方法的懐疑の限界を知り,「自分たちにとっていいこと」を泥臭く追求することを自覚的に行う段階に来ているのではないか。 例えば国民主権。SNSの登場によって可視化されるように,無知蒙昧な人々が政治…

SDGsと企業の競争戦略

企業がSDGsに取り組む理由として考えられるのは競争戦略のうち差別化だと思う,とするならば現状競争戦略でもっとも威力が強いのはコストリーダーシップだからSDGsがあまり広まらないのは納得なんだよな,とするならばSDGs的な社会を作りたいなら 効率 < 多…

市場経済による意味の付加

たとえその活動がそれを意図していなくても,市場経済の文脈によって活動の意図が捻じ曲げられるということがあるのではないか。 例えば音楽は市場経済によってどんな意味を付加されているだろうか。商業的成功を収めるには,最も多くの人に効率よく共感して…

科学法学

心理学などを援用し,人間がそのように犯罪をしてしまうのは仕方ないと情状酌量する,という可能性はあると思うんだよな 政策決定にエビデンスベースが求められるなら法学にも求められて然りだろう そうやって科学を法学に持ち込んだら学際研究の「システム…

ヘルマン・ヘッセ『デーミアン』

Emil Sinclair (1919). Demian: Die Geschichte von Emil Sinclairs Jugend. Berlin: Fischer Verlag. (ヘルマン・ヘッセ 酒寄 進一(訳)(2017).デーミアン――エーミール・シンクレアの青春記 光文社) 恐怖と不安を抱えた少年が,デーミアンという級友…

蟹江憲史『SDGs』

蟹江 憲史(2020).SDGs(持続可能な開発目標) 中央公論新社 SDGsについて,成り立ちを含めて詳しくまとめられていた。どのように実施していくかという視点もあった。

2020年度オンライン授業総括 - bluelines

農業経済学超入門

人間,つねに自動処理的に何かを考えているよな 将来のこと,友人関係のこと,など とりとめのない思考が浮かんでは消え,消えては浮かんでいる それはなんらかの方向性を持っていて,その情報記号によって自己を自己たらしめる人格を促進している気がする …

建築物と地震

kamiyakenkyujo.hatenablog.com

morningrain.hatenablog.com